Webサイトの制作や保守を任せている会社について、こんな声を聞くことがあります。
- 毎月お金を払っているけれど、何をしてもらっているのか分からない
- ちょっとした文字の修正でも、そのたびに費用がかかる
- 説明が専門用語ばかりで、話が噛み合わない
- 解約したら、Webサイトが消えてしまうと言われた
- 制作会社と連絡が取れなくなってしまった
- ドメインやサーバーの契約がどうなっているのか分からない
- そもそも、どこに相談すればいいのか分からない
制作会社を変えたい。でも、なかなか踏み出せない。今回は、私たちが実際に受けたご相談と、整理しておきたいことを書いてみます。
動けない理由は、技術より「分からない」と「言い出しにくい」
制作会社を変えるのが難しいのは、技術的に複雑だから、だけではありません。
ドメインやサーバーを誰が持っているのか分からない。契約の中身が分からない。分からないので、何から手をつければいいのか決められない。
そしてもうひとつ、意外と大きいのが「言い出しにくい」という気持ちです。長いお付き合いがあるほど、断りの連絡は気が重くなります。
実際にあったご相談:長年の付き合いで、断りの連絡が気まずい
ある会社さんは、前の制作会社と長いお付き合いがありました。ただ、毎年決まった金額が請求されるだけで、何をしてもらっているのかは分からない。こちらから連絡しなければ、ずっとそのまま。相談もしづらい状態でした。
それでも、付き合いがあるので、断りの連絡を入れるのは気が引ける。そこで「代わりに全部やってくれない?」とご相談をいただきました。
分かる範囲で確認してみると、ドメインとサイトは3つ。そのうちひとつは、もう使われずに放置されていました。残りの2つも、公開されてから手入れはされていませんでした。
私たちが行ったのは、次のようなことです。
- 既存のドメイン・サイト・契約内容を確認
- お客様の意向を、前の制作会社さんへお伝えする
- ばらばらだった契約を、ひとつにまとめる
- ドメイン、サーバー、WordPressの保守を引き受ける
- 定期的にサイトの状態を確認し、レポートでお知らせする
お客様がいちばん気にされていたのは、前の会社さんへの連絡でした。そこを私たちが引き受けたこと、そして支払いの中身がはっきりしたことを、喜んでいただけました。お付き合いは、いま6年目になります。
変えるかどうか決める前に、整理しておきたい4つのこと
制作会社を変えるときは、技術の引き継ぎと、契約の整理を分けて考えると見通しがよくなります。どちらかだけ済んでも、もう片方の問題が残ることがあるからです。
1. お金と契約 毎月、毎年、何に払っているのか。契約期間や、解約の条件はどうなっているのか。
2. 名義 ドメインとサーバーの契約者は誰か。自社なのか、制作会社なのか。
3. 中身 管理画面に入れるか。サイトのデータやバックアップを受け取れるか。
4. 連絡 前の会社さんへ、誰が、どう伝えるか。
全部を自分で調べられなくても大丈夫です。「分からない」と分かることが、最初の一歩です。
株式会社FLOWSでは、Webサイトの制作だけでなく、既存サイトの保守・運用、他社が制作したサイトの引き継ぎにも対応しています。
私たちにできること、できないこと
できること:
- いまの状態を確認して、分かっていること、分からないこと、次に確認することを整理する
- お客様のご意向を、前の会社さんへお伝えする
- 契約をまとめ、ドメイン、サーバー、保守を引き受ける
- 変えなくてもいい状態なら、そうお伝えする
できないこと:
- 権限が確認できないまま、サーバーなどへのアクセスを試みること
- 契約や支払いをめぐる、法律上の判断や交渉(弁護士や消費生活センターへのご相談をおすすめしています)
まずは、いまの状態のままご相談ください
「何が分からないのかも分からない」という段階でも構いません。お気軽にご相談ください。